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年金相談員活動報告 DCプランナー試験を受けました。

こんにちは。

年金相談員としての活動状況はこれまでの報告と変わりありません。

相変わらず失敗の連続です。

先日は、お客様が帰られてから提出していただくべき書類の漏れがわかり、慌てて電話連絡して再度、来訪していただいたということもありました。

それと老齢年金等の請求において、戸籍謄本を添付していただく場合がありますが、私の場合、戸籍謄本があればそれで安心してしまってその中身の記載事項の確認が甘くなってしまうという欠点があります。

ここには記載できない失敗もあります。

加えて、事務処理の煩雑さにもなかなか慣れることができません。

少なくとも今年度いっぱいはなんとか業務を継続しなければいけないと思いますが、来年度以降は、さて、どうしようか、思案中です。

 

さて、さて、今回は、 DCプランナー試験を受けたことをご報告したいと思います。

年金相談員としての実務には難儀をしていますが、年金制度を多くの人に知ってもらいたい、正しい知識を得てもらいたい、そのためにできることしていきたいという思いは変わっていません。

 

私たちのようにすでに退職して年金受給者となっている者はいいのですが、現役で働いている若い人たちは、「老後2000万円問題」ではないですが、できるだけ早期から老後のことについて考えていく必要性がますます高まっているように思います。

その場合、公的年金をベースとしつつも、私的年金と言われるものの活用についても検討することになると思います。

そしてその中でメーンとなるものが確定拠出年金(DC)です。

DCプランナーとして、老後の生活保障についてより広い視野で若い人たちの相談に対応できるようになりたいと考えた次第です。

 

DCプランナーは国家資格ではありません。

日本商工会議所と一般社団法人金融財政事情研究会が共同で実施しています。

1級、2級があり、2級の試験は誰でも受験できます。

1級試験は2級合格者であることが必要です。

 

試験の対象範囲は、年金・退職給付制度等(A分野)、確定拠出年金制度(B分野)、老後資産形成マネジメント(C分野)とされていて、2級は全分野を対象に1回で、1級は分野ごとの試験になっています。

要するに1級合格するには4回試験を受ける必要があります。

この試験は今年9月からCBT方式で実施されています。

CBT方式での試験については、以前このブログでも証券外務員試験のところで書いたことがありますが、会場でパソコン画面を見ながら試験を受け、その日にその場で結果が出るものです。

試験の日程も、勉強して準備ができてから自分で好きな日を申し込めば良いのでたいへん便利です。

 

試験勉強は、資格試験では一般的な過去問(試験問題集)中心です。

そして、この過去問も主催者の金融財政事業研究会(きんざい)が発行していますのでそれで勉強しました。

2級試験は過去問だけで十分対応できました。

1級は分野別での試験で、内容も2級よりも深い知識が必要になると思って、同じくきんざいが発行している教材 「DCプランナー入門」を準備しました。

 

1級試験は、3分野を1日で受けることもできますが、私は1分野ずつ勉強しながら受けました。

C分野は、FP試験や証券外務員試験でも同じような内容を勉強したのですが、何せ実務経験がまったくないためどうしてもよく理解できない、理解したつもりでもごく表面的なものに終わるところが多くあります。

 

試験はすべて100点満点で70点以上が合格になりますが、A分野とB分野は受験会場でも80点以上の自信はあり、受験時間も所定時間よりだいぶ短く済ませることができました。

しかし、C分野は勉強の期間もより長く取ったのですが、いざ試験会場で出された問題を見ると過去問では対応できないものがあって非常に焦りました。

それにC分野は結構、計算問題があるのですが、自宅での勉強で使っていた電卓は会場に持ち込めず、パソコン画面上での電卓操作で、例えば、標準偏差などルート√  を使った計算ができず余計に時間を要しました。

一時は不合格も覚悟しましたが、時間ギリギリまで粘って、なんとか78点の合格となりほっと安心したものです。

 

1級試験合格後にDCプランナーの登録申請を行いました。

これからその活用方法を考えなくてはいけません。

 

今日は、DCプランナー試験についてお伝えしました。

今日も、拙い文章をお読みいただきありがとうございました。

(2021.11.01)