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【FP資格取得体験記】①世の中のことを何も知らないと自覚

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私は、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っています。

今日は、私のFP資格取得の経緯についてお伝えすることで、FPの紹介をさせていただきたいと思います。

 定年退職

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2015年3月に定年退職しました。

私は、生来ののんき者で、現役の時は、定年後の生活や家計等について、あまり考えてはいませんでした。

それでも、現実に定年退職が近づいてくると、のんきな私でも、いろいろ考えざるを得なくなります。

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・定年後の仕事はどうする?

・再雇用で、給料はどの程度減るのか? それで生活できるのか?

・健康保険と年金はどうなる?

・年金は何歳からいくらもらえるのか?

・いま加入している生命保険はどうする、保険料は払えるのか?

・退職金の運用はどうすればいいか?   などなど。

 

説明会や「定年本」で情報を得る。

説明会・セミナーのイラスト

職場の退職者説明会での話を聞いたり、定年に関する本(私は勝手に「定年本」と言っています。)を何冊か読んだりしながら、情報を集めて、自分なりに判断して対応しました。

 

しかし、そのうちに不安になってきました。

その時その時に、必要な情報を得ていても、表面上の生かじりの知識では、間違った理解で、間違った対応をしてしまうような気がしたのです。

 

世の中のことを何も知らないとの自覚

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説明会の説明や定年本を読んで、自分のことについて、具体的に金額を含めて検討しようとしても、よくわからないことが多いというのが実情でした。

そんなことから、定年退職を前に、「自分は世の中のことを本当に何も知らないなあ」と痛感しました。


そこで、制度の具体的内容について、きちんとした知識を持つ必要がある、と感じて、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強をすることにしました。

 

生かじりの知識で失敗

荳榊勣逕ィ縺ァ縺�, 荳肴ウィ諢上〒縺�, 遘�, 髢馴&縺�, 縺翫▲縺ィ, 豬∝・, 莠域悄縺励∪縺帙s生かじりの情報で失敗した例が、生命保険に関することです。

ある「定年本」に、「日本人の生命保険は、補償が重複しているケースが多い。また、医療保険は、公的保険があるので加入しなくても大丈夫」という趣旨のことが書いてあるのを読んで、退職時にそれまで加入していた保険をほとんど解約してしまいました。

 

再雇用で給料の額が減るので、今までのような保険料を負担ができないこともあり、解約ですっきりしたのはよかったのですが、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強してみて、解約しないでも、それまで支払った保険料で可能な補償に切り替える「払い済み保険」という制度があることをはじめて知りました。

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保険の制度を知っていれば、解約することと払い済み保険と、どちらがよいのか比較検討できたはずでしたが、もう後の祭りです。

そもそも、保険に関する私の知識は、定期保険、養老保険終身保険の種類どころか、生命保険、損害保険、医療・年金等の第3の保険の区分さえ怪しいようなレベルでした。

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お金の勉強が必要

定年後は、現役のときのような額の給料をもらえるわけではない。

退職金をできるだけ減らさないようにしなければならない。

そう思っても、だいたい「お金」に関する知識を何も持ち合わせていません。


「お金」の勉強も必要だ。

しかし、証券会社に行ったこともない、投資信託の意味も知らない。

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「定年本」には、退職金が振り込まれる銀行から投資信託やら外貨預金やら勧められても断れ、と書いてある。

それなら、自分で勉強しないといけない。

FPって、何?

世の中のことを知るために、どうしてFPの勉強を始めたのでしょうか。
それは、これからの長い人生全体を考えて、特に「お金」にまつわること全体について、おおよそのことを知りたいと考えたからでした。

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それでは、FPとはなんのことでしょうか。

NPO法人日本ファイナンシャルプランナーズ協会(日本FP協会)のホームページには、FPについて、次のように記載されています。

FPとは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。

 

FPの認知度も徐々に上がってきた。

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わが国では、まだまだFPの認知度は高くないようです。

しかし、テレビ番組でも、家計や資産運用などの「お金」に関するテーマでは、コメンテーターとしてFPが出演することが多くなってきました。

 

日本経済新聞や経済関係の雑誌では、FPは当たり前のように出てきますし、他の新聞、週刊誌等でもFPが寄稿したり、記事の中に「ファイナンシャルプランナー」という言葉を見かけるようになっています。

日本FP協会でも、認知度アップのためにさまざまな取り組みを行っているようです。

FP資格者の数は?

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それでは、FP資格者は何人いるのでしょうか。
日本FP協会のホームページによりますと、2019年9月現在、全国に182,504人いて、年々増加しているようです。

この数が多いのか少ないのかわかりませんが、参考までに、他の職種の人数は次のようになっています。

◇弁護士 40,066人 

◇税理士 77,327人 

司法書士 22,488人 

行政書士 46,915人 

公認会計士 30,350人 

社会保険労務士 41,187人 

土地家屋調査士 16,625人 

日弁連ホームページから。2018年時点)

 

これらの、いわゆる「士業」と比較するのが良いのかわかりませんが、おおよその規模感をつかんでいただくためにお示ししました。

またFPには、AFPと上位資格であるCFPの2種類があり、CFPの数は22,335人ですので、「士業」の人数とほぼ同規模の数になります。

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今日は、定年退職をきっかけに、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強を始めたことについてお伝えしました。


次回は、FP資格と、資格を取得するための試験制度の概要についてお伝えしたいと思います。

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今日も拙い文章をお読みいただきありがとうございました。

 (2019.11.28)

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