定年後のセカンドライフをチャレンジングに!

定年後も家に引きこもらないで、資格取得、仕事、趣味など、新しいことに挑戦しよう!

年金

【定年後のお金】年金の繰下げは、国にお金を預けて運用してもらうようなもの

こんにちは。 資産運用か、就労収入か??? 就労収入と運用との比較 年金の繰下げはお得な資産運用 繰下げの損益分岐点:つねに受け取り出してから11.9年 まとめ おまけ 資産運用か、就労収入か??? 以前のブログで、楠木新さんの「定年後のお金」(中公…

【年金】「日本の年金は、37カ国中31位!」にビックリした!

あまりの低ランクに驚いた! 「37ヵ国中31位」の指標とは? ◆3つの項目の定義 ◆総合的な評価 ◆「十分性」の指標 ◆「持続性」の指標 ◆「健全性」指標 あまりの低ランクに驚いた! こんにちは。 昨年11月4日、日経新聞に「日本の年金は、37カ国中31位」という…

【老齢厚生年金】②「再評価率」を決める5つの要素について

こんにちは。 前回は、受給開始後の老齢厚生年金の額の増減を決めている「再評価率」と、その毎年度の改定に関係する5つの要素について、お伝えしました。 今回は、その5つの要素のそれぞれについて見ていきたいと思います。 1.5つの要素 ① 物価変動率 ② 実…

【老齢厚生年金】①「特定の個人」の年金額を決める「再評価率」って、何?

こんにちは。 以前、このブログで4回にわたって、「老齢厚生年金の額が10年間で10%以上減っている」ことについて、お伝えしました。 その中で、年金額が減少する要因として、以下の項目を挙げていました。 ①給料収入(平均標準報酬(月)額)の減少 ②物価や…

【遺族年金】③ 額はいくら支給されるのか?

こんにちは。 遺族年金に関する第3回目です。 第1回は、どういう場合に支給されるのか(支給要件)について、第2回は、誰に支給されるのか(遺族の範囲)について確認してきました。 今回は、いよいよ遺族年金の額について確認したいと思います。 これがなか…

【遺族年金】②誰に支給されるのか? 「遺族」の範囲について

こんにちは。 遺族年金シリーズの第2回です。 前回は、どういう場合に遺族年金は支給されるのか、遺族年金の支給要件について確認しました。 厚生年金のある会社等に勤務している人が死亡したときは、遺族厚生年金と遺族基礎年金の2つが支給されますが、保険…

【遺族年金】①どういう場合に支給されるのか? 支給要件について

こんにちは。 先日、ある本を読んでいましたら、内容はとても参考になる良い本だと思ったのですが、そのなかに 厚生年金の加入者が死亡した時には、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」が子どもが18歳になるまで、月10万円程度が支給される。(楠木新「定年…

【老齢厚生年金】雇用保険(基本手当)との調整はどうしてある?

こんにちは。 60歳台前半の特別支給の老齢厚生年金を受給しながら仕事をしている人が、仕事を辞めて、ハローワークに行って求職の申し込みをした場合、その翌月から年金が全額支給停止されます。 今回は、このような年金と雇用保険との調整について考えてみ…

【厚生年金の実情】80歳の年金額は、65歳の年金額の1割増!

こんにちは。 前回まで4回にわたって、厚労省年金局が、毎年公表しています「厚生年金保険・国民年金事業の概況」(以下「概況」)のデータから、老齢厚生年金について、「65歳以上」(男性)及び「65歳」時の平均年金月額が、最近10年間に10%以上減ってい…

【老齢厚生年金の額が減少】④年金が10年間に10%以上減っている要因は?(その2)

前回に続き、年金額が、最近10年間に10%以上減っていることの要因と思われることについて考えてみたいと思います。 ◆年金額の減少の要因と思われること 要因④ 5%適正化及びその経過措置としての従前額保障 要因⑤ 総報酬額制の導入 要因⑥ 生年月日による乗…

【老齢厚生年金の額が減少】③年金が10年間に10%以上減っている要因は?(その1)

こんにちは。 前々回は、「65歳以上」及び「65歳」の平均年金月額が、最近10年間に10%以上減っていることを、前回は、10年後の年金額は、年齢ごとに減少幅が大きく違っていることをお伝えしました。 今回は、年金額の減少の要因について考えてみたいと思い…

【老齢厚生年金の額が減少】②年齢によって違う、10年後の減少幅

こんにちは。 前回は、厚労省年金局「厚生年金保険・国民年金事業の概況」(以下「概況」。平成19年度分までは、社会保険庁「社会保険事業の概況」)のデータから、「65歳以上」及び「65歳」の平均年金月額が、最近10年間で10%以上減っている(「65歳以上」…

【老齢厚生年金の額が減少】①驚いた! 老齢厚生年金は、この10年間に10%以上減っている!

こんにちは。 前回まで、厚生年金の適用拡大について考えてきましたが、今回から、年金の現状はどうなっているのか、見ていきたいと思います。 世間では、「年金は年々減っている」と言われていて、私たちも「そういうものか」と漠然とそうだと受け取ってい…

【年金制度改革:厚生年金の適用拡大】④高齢者にとっての影響は? 年金より健康保険?

こんにちは。 厚生年金の適用拡大によって、その対象者にどのような影響があるのかについて、考えてきましたが、今回は最終回で、定年退職後に仕事をしている高齢者の場合について考えてみたいと思います。 65歳以上の高齢労働者の場合 もう一つの年金制度改…

【年金制度改革:厚生年金の適用拡大】③被扶養配偶者にとっての影響は?

今回は、厚生年金の適用拡大が、被扶養配偶者にとってどういう影響があるのかについて、考えてみたいと思います。 被扶養配偶者(第3号被保険者)とは? 社会保険が適用されると? 「106万円の壁」 前回の適用拡大のときはどうであったか? どう考えればよい…

【年金制度改革:厚生年金の適用拡大】②若い世代にとっての影響は?

今回は、厚生年金の適用拡大によって、若い世代にどういう影響があるのか、少し具体的に考えてみたいと思います。 国民年金第1号被保険者とは? シミュレーションをしてみると 国民年金保険料の負担がなくなる 健康保険はどうなる? 結論 最後に、しかし… 厚…

【年金制度改革:厚生年金の適用拡大】①「適用」と改正概要について

2020年度の年金制度改革の一番の柱は、厚生年金の適用拡大だとされています。 4回にわたって、この内容について考えていきたいと思います。 初回は、制度改正の概要についてお伝えしたいと思います。 次回からは、厚生年金の適用拡大によって、新しく厚生年…

【公的年金の繰下げ受給】②私は「繰下げ」する? しない?

今回は、公的年金の繰下げについて考える後編で、私自身はどうするのかについてお伝えしたいと思います。 前回も触れました厚労省の資料(第12回社会保障審議会年金部会 2019年10月18日 資料1「繰下げ制度の柔軟化」https://www.mhlw.go.jp/content/1260100…

【公的年金の繰下げ受給】①あなたは「繰下げ」する? しない?

政府は、高齢者を年金の受給者から支え手(年金保険料の支払い者)に何とか組み込んでいこうと必死です。 そのため、2020年の年金制度改正で「受給開始時期の選択肢の拡大」が予定されています。 公的年金は65歳からの受給が原則ですが、現行、「繰上げ」「…

【年金制度改革】迷走した在職老齢年金、結局どうなった?

はじめて? 注目された在職老齢年金 迷走?? 62万円→51万円→47万円 結局、こうなった! たしかに働く意欲がそがれる 47万円なら話は違う アメとムチ?? こんにちは。 今回は、いま何かと話題の「在職老齢年金」について考えてみたいと思います。 はじめて…